泉州尺八工房

 

 

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尺八を吹く時の口ってどうなっているんだろう?


自分でもいろいろなことを言ってきました。
ティッシュを吹き飛ばすとか、目の前にぶら下げた紙を吹くとか、オーというような感じとか・・・・
それなりに効果は有ったものの、今ひとつ釈然としない。
前からやった見たかったことが口の中で歯を食いしばっている人に奥歯で何かを噛ませて、歯をどの程度開けているかを分かってもらいたいと言うこと。そのために衛生的な何か口に入れても良いものを佐賀指定のですが、なかなかないものですね。
で、しょうが無いのでストローを切って自分で噛んでみて長さを決めて、新しく切ったものを噛んでもらいました。(縦に噛みます)
ある意味大成功です。顔の表情が実に尺八上級者風になります。
音もそれなりに良い音です、でも直ぐにストローをかみつぶしてしまいます。
つまりそれほどの力で「歯を食いしばっている」と言うことなんですね。
そんな力を入れたまま、口の中を広げろとか、下を引っ込めてとか指導してもできるはずが無い。

で、自分で観察しました。

たぶん

「ぽかーん」とかあきれて口が「あんぐり」という言う状態が基本です。
このときに開いている口の縦の距離は漫画だと結構開いていますが、実際の人間では1センチ程度でしょう。
その隙間を2ミリ程度まで閉じるのですから8ミリ程度しか動きません。
その隙間から空気を出しますが、そうするとほとんど力の入っていない唇は気流によって外に持って行かれてしまいます、それを阻止するようなわずかな力を入れています。
この場合には唇を歯に引き寄せるようなことになります。

こういった指導の仕方で、なかなか良い口元を作れなかった人が尺八上級者的な顔の表示にまでなりましたし、音も良くなり、低かったピッチも標準になりました。
このあたりに正しいやり方がありそうな気がしています。
 
また報告します。




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